このプロジェクトは会話記録が最も充実しているため、「How I Build」の実例としてのビルドログも兼ねています。以下の引用はすべて公開用の抜粋(核心となる1〜2文)です。
Case 06 / 09
Money Navigation
海外での支払いのたびに旅行者が損をしないよう支援するアプリ — 複数のAIセッションを指揮し、48時間のハッカソンで完成
2026.10(準備 10月7〜10日 · 本番 10月15〜16日) / 1人(複数のAIセッションをチームとして活用) / iOS · Android
- 課題
- 旅行者は海外での支払いのたびに少しずつ損をしている — ATM手数料、両替、値段交渉。
- 担当
- 企画 · マルチセッションのAI指揮(PMモデル)· リリース
- 使用技術
- Flutter · Dart · Supabase Edge Functions (Deno) · ML Kit (on-device OCR) · Google Vision/Places/TTS/Translation
成果
- 本番開始 → GitHub・APK・TestFlight 提出
- 48時間
- 本番開始 → GitHub・APK・TestFlight 提出
- PMモデルで並行稼働させたAIセッション
- 8+ セッション
- PMモデルで並行稼働させたAIセッション
- 公開 GitHub · APK v1.0.0-7 · TestFlight ビルド8
- 一般公開
- 公開 GitHub · APK v1.0.0-7 · TestFlight ビルド8

⚡ アイデア→リリース
48時間
2026-10-15
最初の指示 · 最初の動作ビルド
+1 day
2026-10-16
初回リリース
+2 days
2026-10-18
最新
本番の開発開始 → GitHub・APK・TestFlight 提出まで約2日(48時間)。アイデア選定(10-03)と準備(10-07)はそれ以前。セキュリティ修正を10-18に再デプロイ(準備と修正を含め実作業は計4日)
01
02
アイデア・課題
テーマ選定の指示:「ユニークで、商業性があって、審査で高得点を取れそうなアイデアを、事例から調べて挙げて。本当に存在しないのか、もっと深く掘って。」 原文(韓国語):「유니크하고, 상업성 있고, 심사 점수 높을 아이디어를 사례부터 찾아 나열해줘 — 정말 없는지 더 깊게 파봐.」
地図は行き先を教えてくれますが、海外でいちばん損をしない支払い方は誰も教えてくれません。ATM手数料、両替、値段交渉、過大請求のレシートなど、そのたびに少しずつお金が失われます。それを減らす旅行者向けの決済アシスタントを、バンコクで開催された U-Hackathon 2026(AIトラック)で開発しました。
03
企画と基準
- デモの順序=開発の順序:ATMスキャン → 音声での値段交渉 → レシート検証 → ホーム/アシスタント
- 品質の基準:「大手のアプリ(Toss、Wise、Apple Wallet)のように、エリアを分けて奥行きを出すこと。AIが作ったように見えてはいけない。」
- 「AIトラック」のため、「AIで動いている」ことが伝わるよう、オンデバイス(内部)とクラウド(外部)のAIの役割を分離
- ルール文書に固定したルール:「見せかけ禁止/3つのポイントでテスト/自分だけが知っている情報で判断しない」
04
AIへの指示プロセス
Fig. money-nav-01
1人で複数のAIセッションを組織のように動かす — PM体制
サブセッション ×8(並行)
Fig. money-nav-05
AIへの指示プロセス
01 最初の指示(準備)
「まず全部読んで、理解した内容を要約して。まだ何も作らないで — 間違っている点は私が直すから。」
02 キックオフ
「今日の開発順序を決めて、始める前に計画を5行で見せて。」— まず範囲とリズムを固める。
03 役割分担
AIがコードを書いている間に、私は並行して画面デザインを用意しました。
04 マルチセッション
「セッションが複数あるなら、1つをPMにして順序を管理させ、状況はすぐ私に報告して。」→ 以降はPMセッションとだけやり取りし、PMがすべてのセッションの報告を韓国語で中継しました。
05
つまずいた点と解決方法
- 「これ、ハードコードじゃないよね?」(スキャンの検証):ATMスキャンはスマートフォン上で動いているように見えましたが、デモ用の数字に合わせた見せかけの可能性があったため、別の数字が写った写真で再実行させました。実際の文字認識の出力では列が入れ替わっていたため、整列ロジックを強化し、実際のレシート51枚で誤検知ゼロを確認しました。
- 音声認識のタイミング:「話し始める前に聞き取りが止まる」という正確な症状を伝え、聞き取り時間を延長して遅れて届く結果を除外し、静かな環境と騒がしい環境の録音で再テストしました。
- 有料APIの連携がブロック:自分の権限外の設定でブロックされたため、「ポリシー変更に時間を使わない」と判断し、動く方法(無料/オンデバイス)に切り替えて、期限内に品質を維持しました。
- 公開後の強化:公開後のフィードバックを受け、サーバー関数の呼び出し元検証を強化して再デプロイしました。
06
成果
- ハッカソンを完走(受賞なし)— ATMスキャン、音声での値段交渉、レシート検証、旅行アシスタントのすべてが48時間以内に動作
- 公開 GitHub リポジトリ+APK リリース(v1.0.0-7)+TestFlight ビルド8+デモ動画
- 実際のレシート写真51枚で誤検知ゼロ
参加証明書 — U-Hackathon 2026、AIトラック(u-topia)、2026年10月16日。受賞ではなく参加の証明書です。



07
振り返り
このプロジェクトは、「AIと1人で作る」ことの本質が複数のAIをチームとして動かすことだと最もはっきり示してくれました。次は最初からPMモデルとファイルの担当範囲のルールを用意し、セッション間の衝突をさらに減らします。
その他の画面 · 2枚


デザインボードを先に Google Stitch で作り、同じフローを Flutter アプリで実装しました。
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Adonis AI
カメラで動くAIパーソナルトレーナー(ハッカソンの準備として開発)— 本番では Money Navigation に方針転換